【過去問解説#012】電力量と発熱量は「単位の階段」を降りるだけ

[第二種電気工事士] 2026-07-17 — navigator: ミリア⚡
ミリア
ミリア 電力量・発熱量の問題は、換算の階段を1段(1kWh=3600kJ)降りられれば正解できる。式もオームの法則ファミリーだけ。今日で「熱」を武器にしよう⚡

登場人物は3人だけ

単位
電力 P P = V × I W(ワット)
電力量 W W = P × t Wh または kWh
熱量 Q Q = P × t J(ジュール)、kJ

同じ「P×t」でも、時間を「時間(h)」で数えればWh秒(s)で数えればJになります。

そして換算の階段:

1kWh = 1000W × 3600秒 = 3,600,000J = 3600kJ

1kWhは3600kJ」——この1行が全てです。

定番パターンを解く

// 第二種電気工事士 学科 頻出パターン

電熱器を100Vで使用したとき、10Aの電流が流れた。この電熱器を1時間30分使用したときの発熱量は何kJか。

  1. 1500kJ
  2. 3600kJ
  3. 5400kJ
  4. 9000kJ
ミリア
ミリア 手順は3歩。①P=V×Iで電力 ②kWh(P×時間)で電力量 ③3600を掛けてkJへ。階段を1段ずつね。
▶ 答えを見る

正解: 3番(5400kJ)

  1. P = 100V × 10A = 1000W = 1kW
  2. 電力量 = 1kW × 1.5h = 1.5kWh
  3. 1.5kWh × 3600 = 5400kJ

選択肢の3600kJは「1時間ぶんで止めた人」、9000kJは「2.5時間と読み違えた人」用のワナ。時間の1.5倍を最後まで持っていくのがコツです。

水を温める応用パターン

もう一歩進んだ年は「水の温度上昇」まで聞いてきます。これも1行:

水1L(1kg)を1℃上げるのに必要な熱量 ≒ 4.2kJ

例:水20Lを20℃から100℃へ(80℃上昇)→ 4.2 × 20 × 80 = 6720kJ。「4.2 × リットル × 上げたい℃」の掛け算だけです(熱効率が与えられたら最後に割る)。

ミリア
ミリア 「3600」と「4.2」。数字ふたつをポケットに入れておけば、熱の問題は全部レジ打ちみたいに処理できるよ⚡
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