【過去問解説#006】接地工事はD種だけ極めれば勝てる

[第二種電気工事士] 2026-07-17 — navigator: ミリア⚡
ミリア
ミリア 接地(アース)は「漏れた電気を大地に逃がして感電を防ぐ」ための工事。種類はA〜Dの4つあるけど、電工2種の現場は300V以下がほとんどだから、主役はD種。ここに絞って覚えよう⚡

D種とC種、2つだけ覚える

種類 対象 接地抵抗 緩和条件
D種 300V以下の機器の金属部分 100Ω以下 0.5秒以内に動作する漏電遮断器を付ければ 500Ω以下
C種 300Vを超える低圧機器 10Ω以下 同じく 500Ω以下
  • 覚え方:D種=100Ω、C種=10Ω。「格が上がるとゼロがひとつ減る」
  • どちらも漏電遮断器(0.5秒以内動作)とセットなら500Ωまで緩和
  • 接地線の太さ:D種・C種とも 直径1.6mm以上(技能試験の緑のIV線がまさにこれ)

省略できる条件(ここが出る!)

D種接地は、次のような場合に省略できます

  • 対地電圧150V以下の機器を、乾燥した場所に施設するとき
  • 水気のある場所以外で、定格感度電流15mA以下・動作時間0.1秒以内の電流動作型漏電遮断器を付けたとき
  • 二重絶縁構造の機器を施設するとき

逆に「水気のある場所」は漏電遮断器を付けても省略できません。ここが定番のひっかけ。

// 第二種電気工事士 学科 頻出パターン

D種接地工事を省略できないものは、次のうちどれか。

  1. 乾燥した場所に施設する対地電圧100Vの電気洗濯機の金属製外箱
  2. 水気のある場所に施設する三相200V誘導電動機の鉄台(定格感度電流15mA・動作時間0.1秒の漏電遮断器付き)
  3. 二重絶縁構造の電動工具
  4. 乾燥した木製の床の上で使用する対地電圧100Vの電気ドリル
ミリア
ミリア キーワードは「水気」。水気のある場所は、どんな高性能な漏電遮断器を付けても接地は省略できない——命に関わるところだからね。
▶ 答えを見る

正解: 2番

水気のある場所では、漏電遮断器を施設しても接地工事は省略できません。1・4は「対地電圧150V以下+乾燥した場所」、3は「二重絶縁」でそれぞれ省略OKのパターンです。

技能試験にもつながる話

候補問題のNo.3・No.9・No.13には緑の接地線が登場します。接地線=緑は絶対のルール(緑を他の用途に使うのも、接地に他の色を使うのも欠陥)。学科のうちに「接地=緑=D種=1.6mm以上」をセットで体に入れておくと、技能でそのまま活きます。

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ミリア
ミリア 「D100・C10・緩和500・緑1.6・水気はダメ」。呪文みたいだけど、この1行で接地問題はほぼ全部さばけるよ⚡
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